結婚指輪の傷は研磨で直せるのか?
「結婚指輪に傷がついてしまった時、自分で研磨して直せるのか?」という人は多いでしょう。
もちろん、傷がつきにくい素材の結婚指輪を選ぶことも大切です。
しかし、結婚指輪は日常的につけている人が多いため、気をつけていても傷ができてしまうことはあるでしょう。
結論から言うと、細かい傷であれば、研磨剤を含んだクロスで指輪を磨くことで傷が目立たなくなります。
クロスで磨いた後、ぬるま湯に中性洗剤を溶かして研磨剤を洗い流してください。
仕上げに乾いた布で水けを拭き取りましょう。
ただし、指輪が汚れている場合は、先に研磨剤を含んでいない柔らかい布で汚れを落としてから磨くようにしてください。
研磨できない指輪もある
指輪の素材によっては、研磨できないものもあります。
たとえば、チタンやジルコニウムなどを用いている指輪や、コーティング加工されている指輪は、研磨することで傷んでしまいます。
また、ダイヤモンドは研磨できないため、ダイヤモンドが施された指輪もアーム部分しか磨くことができません。
このような結婚指輪は、無理に自分で対処しようするのはやめましょう。
そのほかの傷への対処法は?
自分で研磨する以外にも、指輪の傷への対処法はいくつかあります。
たとえば、あえて傷を残してみるのはいかがでしょうか。
結婚指輪は結婚生活の印であり、そこにできた傷は二人が苦労して歩んできた絆でもあります。
夫婦の歴史を残すように、指輪の傷をあえてそのままにするカップルも少なくないのです。
また、自分では対処できない傷が指輪についてしまった場合は、指輪を購入したショップに相談してみるとよいでしょう。
適切な方法で傷の補修や磨き直しを行ってもらえます。
同時に変形や汚れなどに対するメンテナンスも依頼できるため、見違えるほどきれいな結婚指輪を取り戻すことができるでしょう。
アフターサービスの内容についてはショップごとに異なるため、事前に確認してみることをおすすめします。