未来永劫に絶対に錆びない結婚指輪を!
結婚指輪は何十年単位と使う、大切なものです。だからこそ「未来永劫に錆びない指輪を」と思われるでしょう。確かに結婚指輪の大半は、金属でできています。金属は空気中にある酸素と結合することにより、酸化(錆び)はします。ただ結婚指輪に関していえば、そこまで心配する必要はないでしょう。
理由は、結婚指輪に使われる素材です。多くの結婚指輪は、プラチナかゴールドで作られています。2つとも耐蝕性が高い素材になるので、錆びる心配はありません。
指輪の中にある素材には注意
ただし気を付けたいのが、指輪の中に入っている他の素材です。「プラチナとゴールドは錆びない」という文面を成立させるには、「純度100%」が大前提となります。ところがブランド店で扱われている結婚指輪は、合金で作られています。純度100%ではありません。海外の有名高級ブランドであっても、合金で結婚指輪を作っているのです。
合金で指輪を作っている理由は、程よい硬さにするためです。「いじわる」で合金にしているわけではありません。ゴールドもプラチナも、純度100%のままで指輪へ加工するのは実質不可能です。あまりにも柔らか過ぎるため、どうしようもありません。そこで他の金属を混ぜ合わせることにより、ほどよい硬さに調整。指輪へと形作られるのです。
水に濡れても錆びないけども…
結婚指輪が錆びるとしたら、プラチナ(またはゴールド)の中にある金属が引き金になっています。とはいえ、万が一指輪が水に濡れても問題はないでしょう。指輪に石鹸や洗剤がついても、今すぐに錆びることはありません。先ほど「結婚指輪は合金でできている」と、説明しました。合金とはいえ、90%以上はプラチナかゴールドで占められています。高級ブランドでもプラチナやゴールドの割合は、95%です。
大半以上がプラチナやゴールドで占められている結婚指輪であれば、全く問題はございません。ただし温泉につかるとなると、いくらゴールドやプラチナであっても変色するおそれがあります。十分にご注意ください。