ヴィンテージの結婚指輪とは?

ヴィンテージは流行に左右されない

ヴィンテージの結婚指輪は、流行に左右されず年齢関係なくつけることができます。しかしヴィンテージの結婚指輪と一言言っても、難しいものがあるのも事実。
では何をもって「ヴィンテージ」と呼ぶのでしょうか。調べてみました。

ヴィンテージの定義について

ヴィンテージと呼ばれるものには、定義があります。ヴィンテージとは、製造から30年〜99年経過したものを指すようです。つまり90年代につくられた結婚指輪であれば、いずれも「ヴィンテージ」として扱っても良いのかもしれません。
90年代と言えば、バブル時代の真っただ中。他の夫婦よりもゴージャスな指輪をと、競っていた頃です。高級ブランドの結婚指輪は当たり前でした。しかしバブル時代の豪華すぎる結婚指輪を「ヴィンテージ」と呼ぶのは、些か違和感があります。豪華すぎる結婚指輪だったのは、時代の流れもあってのこと。現代でも通じるアイテムかと問われると、疑問符がついてしまいます。

大正時代の結婚指輪とは?

ではヴィンテージと呼ばれるギリギリの年代。大正時代の結婚指輪について、掘り下げてみましょう。結婚指輪が日本に入って来たのは、明治の頃。明治時代における結婚指輪はセレブだけの特権でしたが、大正時代になると一般にも広まるようになりました。金持ち限定で。
当時のパンフレットを覗いてみると、色々と面白いことが描かれています。まず「結婚指輪は女性だけではなく、男性もみにつけるもの」と説明が入っています。今では当たり前のことですが、当時は画期的なことでした。

デザインは違うけどシルエットは同じ

大正時代に売られていた結婚指輪のデザインは、現代とは違います。大正時代の指輪は、アームの真ん中に大きなモチーフが組み込まれていました。使われているモチーフは、花そのもの。アンティークを結婚指輪に持ち込むのなら、花柄を意識するのが良いのかもしれません。
ただシルエットそのものは、現在とほとんど変わっていません。大正時代は「かまぼこ型」と呼ばれていたようですが、現代で言う所の「甲丸型」にあります。