どんな時もそばにいたい結婚指輪
いかなる時も健やかなる時も、片時も離さないのが結婚指輪。24時間365日常に、肌身離さずに左手薬指にはめたいと思うもの。しかし24時間の内に、左手薬指が水にさらされることもあるでしょう。お風呂にだって入らなければいけません。
本当は手放したくない結婚指輪ですが、水を使う作業やお風呂の時も身につけて大丈夫なのでしょうか。検証してみました。
結婚指輪は水に強い材料で出来ている
結婚指輪の材料として使われるのは、主にプラチナやゴールドです。両者とも水に強い材質となっていますので、指輪をつけたまま水を使う作業をしたからと、今直ぐ何か怒るわけではありません。「王水」というデンジャラスな水を使うというのなら話は別ですが、日常生活「王水」を使う機会は滅多にないこと。
イッパンテキに錆びやすいとされているのが、リチウム・カリウム・アルミニウムなどです。リチウムやカリウムが使われている結婚指輪は中々見かけません。結婚指輪をしたまま水を使う作業やお風呂に入っても、何の問題もないでしょう。安心していただければ幸いです。
衝撃に注意
ただし気をつけたいのが、衝撃です。結婚指輪の材料として使われるプラチナやゴールドは、確かに水に強い鉱物です。でも衝撃に関しては、脆い部分があります。特に緻密な飾りが施された結婚指輪なら、些細な衝撃で傷や歪みが生じてしまうかもしれません。
例えば食器を洗う時。指輪が食器にカチンと当たっただけでも、指輪はダメージとなります。お風呂の場合、固めのタオルで体を洗っているのなら、固めのタオルが原因で指輪に傷がつくことも…。
怖すぎる排水口
もっと恐ろしいのは、指輪が排水口に流れることでしょう。食器洗いやお風呂では、石鹸(洗剤)を使います。石鹸が手につくと、指輪の滑りが抜群に良くなるのは明白。簡単に指輪が抜けてしまい、そのまま排水口へ流れる恐れがあるのです。
万が一結婚指輪が排水口に流れた場合、取り出す方法はあります。ただ取り出すにしても、大掛かりな作業は絶対に避けられません。結論としては、水での作業時は結婚指輪を外すことです。